今回はフランスの話題をお届けしたいと思います☆

アムステルダムからフランス・パリへ移動することがよくあるのですが、オランダ・ベルギーからパリに入るにはA1(北)という高速道路を使います。

しかし、この高速道路がいつも混雑していて、いつもうんざりしてしまいます。特にA-1 からペリフェリック(環状線)ヘのシャルルドゴール空港の道込みの渋滞はひどいのですが、いつまでたっても改善される兆しはありません。

渋滞緩和のためのインフラ作りにフランス政府は関心がないのか、財政が苦しいのかは不明ですが、国際都市パリとして恥じないインフラ整備をしてほしいものだなといつも渋滞の中で思ってしまいます。

渋滞によるタイムロスは経済にも大きなマイナスだと思うのですが、アバウトなフランス人にはオランダ人のようなシビアな計算はできないのかなと思うと妙に納得してしまいます(笑)

それから、フランスの高速道路にあるサービスエリアのパーキングも雑然としているのもフランスらしい光景・・・。出方、入り方がわけわかりません(*_*)

普通なら広々とした駐車場があって、レストランやガソリンスタンドなどが整然と整備 されているはずですが、フランスではレストランとガソリンスタンドとパーキングが迷路のようになっていて、何回もまがらないと行きたいところに行けないのです。

オランダの高速道路のサービスエリアの使いやすさになれていると、フランスのサービスエリアにいざは行った時にどう入っていいのか、どう出ていいのかわからずに混乱してしまいます。

これは合理的で利用者にとって使いやすいオランダのスキポール空港と、とても使いにくいフランスのパリ・シャルルドゴール空港との対比でも同じことですよね。

デザインやモードを作ることには長けているけど合理性には欠けるフランス、合理的で収益の高いビジネスモデルを描くのが得意だけどデザインやモードを創造することが苦手なオランダ・・・。

どこかが優れていれば、必ずどこかを犠牲にしなければならない象徴的な一例かもしれまん(^^;

このように、パリの道路インフラの改良がされず利便性が悪い一方で、パリのインフラで過剰なのではないかと思うほど整備されているものがあることをご存知でしょうか?

それは防犯カメラです。 地元の人たちもあまり気づかないようですが、パリの街中には驚くほどたくさんの 防犯カメラが設置されています。 テロが頻発するご時世なのでしかたが無いことかもしれませんが、どこを歩いてい ても防犯カメラでチェックされていると思うと、あまり気持ちのいいものではないですよね。

特にパリは首都なので公安関係に関して特に気にさる思いをすることが多々あります。

 オランダナンバーの トラックで、配達をしていた頃には、覆面パトカーがいきなり前にでてきて無言でナンバーを撮影されたことがありました。

同じフランス語圏でフランスと密接な関係のあるベルギーの首都・ブルッセルでは 私服警察が私の自動車のナンバーメモしていました。

だからといって特に自分に危害ふりかかるわけではないのですが、理由も告げずにナンバーの写真を取られたり、メモされたりするのはあまり気持ちのいいモノではないでしょね。オランダナンバー評判悪すぎです・・・(^^;

私がフランスに初めて行ったのは今からもう15年も前のことですが、当時のフランス国民は今よりもプライドが高い国民性で英語に対する拒否感がとても強かった ように思います。

マクドナルドのハンバーガーもいまのように根ざしてはいなかったようで、町の中心部でサンドイッチマンがマクドナルドの看板をしょって歩いている光景を目にしたものでした。

EUが発足してから、フランスでも様々な文化の融合が進み、英語も普通に通じるようになってきたのにはある意味驚きでした。

ハンバーガーも今では市民権を獲得したといっていいと思いますが、フランス語では『H』の単語は発音しないので(エルメスのHで始まりますよね)、ハンバーガーのことをフランス人は『オンベルガー』と発音しています。

 初めてフランス人から「オンベルガー食べいこう!」と聞いたときには、何のことやらさっぱりわからなかったのを覚えています。 てっきり、郷土料理か何か、レアなローカルフードを食べに連れて行ってくれるのかとおもったらマクドナルドでガッカリでした・・・(笑)

ヨーロッパの人たちは、仲のいい知人と出会ったときに挨拶のキスを交わすのが普通ではありますが、なぜかフランス人は飛びぬけてキスの頻度がほかの国に比べて多い気がします。店員さんでさえ、仕事中にしょっちゅうキスを交わしているのをみて、フランスで会社を起こしたら従業員の仕事の効率が悪いだろうな・・・っていつも思ってしまいます。

以上、いくつかのフランスにまつわるエピソードをご紹介しましたが、フランスは情に厚く何か1つのものをクリエイトするのがとても得意な一方で、頑固な一面もある国民性をもつ国なんだと思います。

 オランダをベースにしている私にとって、フランスにはオランダにない個性がありとても文化的には豊かな国に映り魅力的な国ですが、残念 ながらオランダの合理社会の中での生活になれてしまった今、いざ生活するとオランダとは違った意味でのストレスを感じるんだろうなとも思います。

ところ変われば・・・ですね。

(2007.10.30)

Google

【第11号】オランダから見たフランスとは?